こんにちはこんばんは
本日の映画記録は
「ソウ」です!
老朽化した巨大なバスルームで目覚めた互いに面識のない2人の男は「6時間以内に相手を殺すか、2人とも死ぬか」というゲームを強要される。
だが誰が何の目的で?
一方で、この犯人が他の被害者たちにもカミソリワイアーを張り巡らした密室、顎を砕くヘッドギアなどを用いた究極のゲームを仕掛けていたことが判明していく。
!!ここからは盛大なネタバレを含みます!!
全体の感想
もはや伝統芸能!
序盤のミステリー展開から2人の追い詰められていく緊迫した状況
後半に次々と明らかになる伏線回収と衝撃的なラスト
今見てもスプラッターホラーとミステリーが上手に融合されてますね、名作です
イチオシ登場人物
ジョン・クレイマー
最近癌の宣告を受けた闘病中のおじいちゃん、その実態は世間を騒がせている”ジグソウ”その人
命を軽んじてるゴードン達にありがたみをわからせるためにゲームを主催する
ゲームは最前線で見たい派
ゴードン
ジグソウに雑な余命宣告をした医者
一時はジグソウの容疑がかけられるが、愛人と密会してたおかげでアリバイが証明され、その後ゲームへと参加させられる
アダム
タップ刑事の依頼でゴードンの不倫現場を激写したカメラマン
ゴードンと一緒にゲームへ強制参加となるが、バスタブの鍵が流されたり鋸がすぐ壊れたりとなにかと不運な男
ゼップ
ゴードンと同じ病院に勤務する雑用係
患者であるジグソウのことを前から知っており、彼もゲームに参加することになる
ゼップは命を粗末にしてないのになぜゲームに参加させられたんだろう...??
タップ刑事
ジグソウによって相棒を失ったことをきっかけに彼の逮捕に執着する元刑事
ゴードンをジグソウと疑っており、アダムに彼の盗撮を依頼したり、ゴードンの家を監視したりと、ちょっと気が触れてる
良かった点
バスルームという一室で繰り広げられる心理戦
メインステージは汚いバスルームだけ、なんという潔さなんでしょう
全シリーズ見てもここまで小規模のゲーム会場はほぼありません
目の前には足枷を付けられた男、部屋の真ん中には銃で命を絶ったと思われる死体
一目で分かる異常さと状況の不透明さ、ゴードンとアダム、お互いが知る情報に共通点があること、ただのスプラッターでは終わらない盛り上がりがこの作品にはあります!
ラストの衝撃的なオチ
初代ソウといえばなによりもラストシーンでしょう
足を鋸で切断し、助けを呼ぶために部屋から出ていったゴードン
置いて行かれたアダムの目の前で、ゆっくりと起き上がる死んでるはずの死体この死体こそ、二人の行動を最前線で見ていたジグソウ本人だったのです
いや無茶しすぎだよおじいちゃん...
ちなみに、前準備の時間も含めてジョンは8時間くらいはずっと寝転がっていました
癌とはいえ、比較的元気があった初代だからこそできることですね笑アダムもびっくり
足を切断するほどの生きる決意、ゴードンを勝者としたゲームの結末は...これがシリーズ代々に伝わる「ゲームオーバー」ですよ
これと終盤に流れるあの伝説的なBGMの相乗効果でテンションは爆上がりです🤪
最後に
前から思ってたんですが、アダムはバスルームの鍵が流された時点で詰んでませんか?
あぁでも、ジグソウは「鍵はバスルームの中だ」としかアダムに言わなかったので、"key"としての鍵ではなく"hint"としての鍵だったんでしょうか?
どっちみち流されてますが...鋸も壊れてて銃にも手が届かないし🤔
うーん…報われないアダム
ではでは~