こんにちはこんばんは
今月読んだ本の簡単なご紹介と、今読んでる本の記録です
ちなみに5月は一冊も読了できませんでした...💦
前月(?)はこちらからwww.18yensyumi.com
6月に読んだ本
1.おうむの夢と操り人形
かなり近未来のSF短編
「パドル」というお手伝いロボットの活用から始まり、会話をオウム返しするプログラムによる技術革新、人間の役割というラベルが簡単に挿げ替えられるものであるという、未来へのちょっとした恐怖があって面白かったです!
...だからこそ、ラストが勿体ないよ~💦
なーんで人間の色恋で帰結させたんですか...?
人間にあってロボットにないものは恐らくその部分でしょうけど、いきなり色恋で強制終了って感じで、私は悲しかったよ...
2.本日晴天 お片付け
伊藤まさこさんの本には気取ってなくて、でも澄んだ空気を感じる美しい写真が多いので気に入って読むことが多いです
この本は特に写真多め、物欲と小綺麗感の両立が上手くとれてる生活模様を見てると、自然と家を片付けたくなります
3.思考の質を高める 構造を読み解く力
「構造学習」という考え方を用いて文章を読み解いていく力を養える本です
構造学習とは?
自分自身で問題をつかみ(目的を持ち)、自分自身の力で解決(追求)する力をつけていく学習方法
(https://kg1970rondo.jimdofree.com/から引用)
ただやみくもに本を読むのではなく、話の内容から構造を分析して著者の伝えたいことを段落分けしていったり
自分はこう考えるといった先入観を取り除いて、本の中の情報から筆者や登場人物の考えてることを読み解くといった、思考しながら読むといったことが書かれてました
人間関係にも応用できそうな考え方でしたが、欲をいえばもう少し具体的な考え方があればよかったかな💦
4.AIは人類を駆逐するのか?
少し前からマイブームのAI関連本です
特に今回の本はAIが自律性を持つかについて細かく書かれていました!
面白かった点は、人間が身体的な感覚や感情で意思決定するプロセスを
選択した内容が目的の到達にどれほど寄与したかを報酬として明確化してAIに与えることにより、AIが最大の報酬を得るように動く
→結果的に人間と同じ思考プロセスを辿ることになるという点です!
つまりつまり、AIは限りなく人間に近づけるのでは...?🤔
5.ジジイの台所
言い回しがいちいち面白いおじさんの台所エッセイ本!笑
年齢を重ねても料理がしたくなる本です
お取り寄せについて
「舌も心も旅に出たいのだ」
という一文が特にお気に入りです✨
6.ドールハウスの人々
図書館で見かけてあまりの懐かしさに借りちゃいました笑
こちらの作者、今は無き「モバゲータウン」などで執筆されていたんですが、当時の私は二宮さんが書くホラーに衝撃を覚えたのを未だに記憶してます
オチのつけかた、伏線回収の鮮やかさ、文章トリック...二宮と山田悠介が青春時代のホラー小説二大巨頭ですね、自分の中では🤪
7.台所をひらく
誰かに日頃料理を作ってる人にはぶっ刺さる内容がたくさんありました!
別に強制されたわけでもないのに、なんで人に作る料理ってあんなにも「ああしなきゃ」「品数多くないと...」って自分を追い込んでしまうんでしょう...😫
そんな思い込みをフッと軽くしてる本です✨
8.勉強の価値
「なぜ勉強するのか?」「勉強する必要とは?」などの学習に関する疑問に森さん独特の切り口で語っていく本です
勉強を変に神格化してないのと、「子供にとって勉強は面白くないもので、勉強は大人のためのもの」というのを初めにハッキリ言い切ってるので、冒頭からもう面白い予感しかしない!と直感しました笑
図書館で借りたけど、これは手元に欲しいな~
今読んでる本
1.昨日は美しかった
著者の従軍経験をもとに書かれた飛行士たちの短編集です
とりあえず裏表紙の原題「Over to you」という文字と真っ赤な装丁が美しい...
2.感情を出した方が好かれる
ほ、ほんとうですか?と、完全にタイトルに釣られて読んでます笑
私的にはかなり自由に生きてると自負していますが、それでも生きてる中で違和感を感じていた部分を著者がうまく言語化して刺してきます😭
続きが楽しみ!
先月読んでない分、今月は8冊と結果的に多めになりました✨
7月は積読消化かな?また古本巡りもやりたいですね~
ではでは!