こんにちはこんばんは
本日の映画記録は
「不思議の国のアリス」です!
外には冷たい雪が降っていました。アリスは暖炉の前で猫のダイナを抱いて絵本を読んでいましたが、それにも飽きて雪の中へ出て遊びたかったのです。が、家庭教師が許してくれませんでした。
アリスは想像力の発達した子でした。仕方なく猫のダイナを鏡の前に連れていって、鏡の向こう側のお部屋が見たくないかと訪ねました。
アリスが鏡の前へ立って鏡を強く押すと不思議やアリスのからだは鏡の向こう側へ抜けることができました。
そして彼女の冒険が始まったのでした。
!!ここからは盛大なネタバレを含みます!!
全体の感想
1933年の作品!
ディズニー版不思議の国のアリスは1951年作なので、18年も早くアリスの世界を作り上げてます
原作の造形にかなり寄せており、CGなんて当然ない時代にファンタジー演出を頑張って取り入れてるなと感じました。
前提として、ディズニー版や「アリスインワンダーランド」のような
おとぎの国キラキラ~✨を想像して観てしまうと、悪い意味で期待を裏切られるのでご注意!
イチオシ登場人物
アリス
説明不要、物語の主人公
役者の顔立ちが100%想像通りのアリスでびっくり!
良かった点
私は原作の「不思議の国のアリス」と「鏡の国のアリス」を読んだことがあったので、
まず鏡の国のアリスを彷彿とさせる導入で大興奮!
その後も二作品の名物キャラとアリスの絡みにさらに大興奮しました!
演者がまとってる着ぐるみが、原作の挿絵のように絶妙に気味悪いところもポイントが高い!
ハンプティダンプティ
どう見ても化け物
ウミガメモドキとグリフィンくらいになると
着ぐるみのクオリティが凄いことに笑
白の騎士役は、なんと「真昼の決闘や」「昼下がりの情事」「西部の人」で有名なゲイリー・クーパー!!
それと、不思議の世界で起こるファンタジー演出をこの時代でよく表現できたな~と感心しました
ほら穴への落下シーンなんかもよくできてます
特に、小さい扉を通るために薬を飲んだりお菓子を食べたりするシーンは
カメラの映像を上手に引き伸ばしているので、縮小していく感じが良く出てました!
最後に
不思議の国のアリスの原作の雰囲気を味わいたい方や
不気味なおとぎの国に浸りたいかたにはうってつけの映画です!
最後のカオスっぷりには思わず笑っちゃいますよ!
ではでは~