こんにちはこんばんは
本日の映画記録は
「クラウン」です!
息子の誕生日にクラウン(道化師)の衣装を着て祝った父ケント。
しかし、衣装が脱げずに、やがてその衣装が肌の一部になり始め、自分が変わり始めていることを感じ取る。
ケントは子どもたちをむさぼり喰う悪魔クロインにとり憑かれてしまっていた。
!!ここからは盛大なネタバレ・グロ表現を含みます!!
全体の感想
数多くあるピエロもの映画のなかでも特異なシチュエーションな本作
ピエロに扮する人間が邪悪ではなく、ピエロの衣装に悪魔がとり憑いているとかよく考えつきましたね...😳
序盤に頑張って衣装を脱ごうとする流れから、中盤の子供を食べたいという欲求に抗うケント、終盤の完全にとり憑かれた父に襲われる息子と母親、ストーリも非常に分かりやすくて、個人的には結構名作と思いました!
と、思ったら監督が「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」の監督なんですね!どうりで面白かったわけです✨
イチオシ登場人物
・ケント
息子を喜ばせるためにピエロに扮した妻子想いのパパ、今作最大の被害者
我が子を喜ばせたかっただけなのに、なんでこんなことに...
ちなみに上の写真はとり憑かれる前、これが
こうなります、oh...
・メグ
ケントの妻
ケントを助けようと奔走したり、息子を助けるた悪魔と真正面から戦う強い女性
悪魔にそそのかされて他人の子供を捧げようとしたことは内緒♪
良かった点
前半パートと後半パートでジャンルがハッキリ分かれていて、個人的には見てて飽きることなく楽しめました✨
人によってはケントが悪魔に取り込まれる過程が長尺だと感じるかも?
でもこの葛藤が売りだと思うからちゃんと見てあげてほしい...❗️
子供を食べたくて、食べてはいけないと分かってて、でもどうしても食べたくて、人間の自分と悪魔がせめぎ合っている描写は、きっかけがきっかけなので見てて悲しくなります
自ら命を絶ちますが悪魔の力で死ねないケント
最初の子を手にかけてからは、あとは芋ずる式で子供を食べ始めます
それでも息子を虐めてた子を狙ったりするあたり、父親としての残留思念のようなものが残ってるみたいで切なくなります(´;ω;`)
ここからはメグのターン
正気だった頃のケントの話を信じてなんとか悪魔を追い出す手段を探したり
息子を助けるために他人の子供を差し出そうとしたり笑
(ちゃんと思いとどまって助けてます)
最終的には悪魔と一騎打ちの対決で見事勝利をおさめます‼️
頭から血を流しても強いぞメグ!
このピエロの悪魔、首を切り落とさないと倒せないんですが
最終的にメグが切れかかった頭を胴体から背骨ごと引っこ抜いて決着となります、いやーこのシーンにはびっくりしました💦
最後にピエロの頭がドロドロに溶けていくんですが、ピエロの皮(?)が剥げてらケントの穏やかな死に顔が現れるシーンは、やっと死ねたね...と言いたくなるくらいには悲しい気持ちなっちゃいます😭
最後に
正直ピエロものは展開が読めるので食傷気味でしたが、想像を超えてくる映画に出会えてとても嬉しかったです❗️
子供が酷い目に遭うのでそこだけ注意ですが、グロ耐性があるかたや、ひと味違うピエロホラーを楽しみたい方は是非観てみてください!
ではでは~