こんにちはこんばんは
本日の映画記録は
「エクソシスト」です!
〜あらすじ〜
人気女優のクリスはロケのため、一人娘・リーガンと仮住まいを始める。
間もなくその家で不可解な現象が起こり始め、さらにリーガンの言動や形相は悪魔そのものとなっていった。
万策尽きたクリスはカラス神父に悪魔払いの儀式を行うよう頼むのだった。
!!ここからは盛大なネタバレを含みます!!
いやー!
王道中の王道、悪魔祓い系映画の原点ですね
もう何度も見てますが、久しぶりに見直しました
相変わらずモノクロポスターかっこいいなぁ...
そして私の大好きな神父、カラス神父です
彼からしか味わえない苦しみと哀愁があります
あとすごい眉間の彫りが深い、格好いい
カラス神父は精神科医で兼神父という立場ですが
母の死をきっかけに信仰心が揺らいだり、悪魔に憑かれた娘を助けるために悪魔祓いを求めてきたクリスに
「悪魔祓いは誰もやったことない、精神科医としてなら会ってもいい」という趣旨の発言をしたり
意外にも敬虔な神父ではなかったりします
だからいいんです!
年を重ねてから見ると、仕事と信仰、家族の悩みに苦しむ様子が想像できてどんどんカラス神父に感情移入できます
物語が進むにつれ、冒頭に登場するメリン神父と共に悪魔祓いをおこなうんですが
母の死を悪魔に利用されて、精神攻撃を受けたカラス神父は、心が折れた様子で正装も脱いで項垂れています
そこにクリスが様子を聞きに来て、会話のなかでこう言うんです
「では、娘は死ぬんですか?」
ここのカラス神父の表情がとてもとても大好きで
言葉は返さないんですが、ハッとした様子で「そうはさせない」といわんばかりに、正装を身に纏ってゆっくりと階段を登って戻っていく...
信仰が揺らいでいた悩める罪人から、本物の神父に進化した瞬間かなって思ってます
ここから最後のシーンはちょっと泣けますよ
カラス神父だけじゃアレなので、最後に悪魔に憑かれた娘、リーガンについても少し
改めてみるとリーガン、悪魔の付け入る隙ありまくりですね
母親は電話で離婚した父親と大喧嘩するし、そもそも仕事で家にいないし、夜はパーティーでうるさいし
再婚するかもしれない男は使用人の男をナチスの残党とかいってねちねち言ってくるし、おそらくリーガンに手を出そうとしたし(予想ですが)
あれ、今回祓えても今後無事な保証なくないですか?
あとは恐怖演出ですね、リーガン役の子は凄まじいですね
目が本当に怖いです、前半とのギャップにゾッとします
1973年の作品のためCGなどはありません
が、無音の恐怖がすごい、奇行のバリエーションも多く、後半30分しかない悪魔祓いシーンはちょっと言語化できません...申し訳ない
見たことない人は絶対見てください!
むしろ新鮮な気持ちで見れて羨ましいです🙄
ではでは